当社とオンコリスバイオファーマ株式会社(以下、オンコリスバイオファーマ社)は、血中循環がん細胞(CTC:Circulating Tumor Cells)の検査技術の確立を目指した共同開発契約を締結することに合意しました。

オンコリスバイオファーマ社はがん細胞を特異的に蛍光ラベルする検査試薬テロメスキャン(OBP-401)技術を有します。当社とオンコリスバイオファーマ社とは2020年にも開発契約を締結し(https://www.cybo.jp/news/4ruqerl36p8)、テロメスキャン陽性CTCの解析作業を自動化するAI技術を開発して、作業を大幅に高速化および簡便化することに成功しました。
 
今回の契約ではがん患者の臨床検体を用いた技術開発を進め、AIの性能向上および性能検証を行います。この開発において当社は細胞画像のAI解析技術を提供して、検査のスループット向上や標準化などへの貢献を目指します。テロメスキャン技術を用いた検査プラットフォームが確立し普及することで、当社AIソフトウェアへのライセンス収入の拡大が期待されます。